猫を主役にしたユーモラスな浮世絵「もしも猫展」が開催中です。

2023.10.01

もしも、猫が人のように話したら?猫を主役にしたユーモラスな浮世絵が京都文化博物館に大集合!ある時は歌舞伎役者に、ある時はお相撲さんに、猫が人間に大変身!

人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化とよびます。天保12年(1841)頃から、浮世絵師の歌川国芳は猫を擬人化したり、役者を猫にした作品を次々と発表していきます。

京都文化博物館で行われている「もしも猫展」は猫の擬人化作品と、それらを描いた歌川国芳を主軸に捉えながら、江戸時代の擬人化表現の面白さに着目した展覧会です。

 

歌川国芳 流行猫の曲鞠 個人蔵

 

擬人化された猫たちがまとう衣装にもご注目ください。浮世絵に描かれたきものの着こなしや色や模様は当時の江戸の人々だけでなく、現代の私たちも魅了します。

ぜひ、きもの姿でご鑑賞いただき、現代までつながる豊かなきもの文化もお楽しみください。

 

きもの姿でお越しの方には京都きものパスポートのスマートフォン画面を提示すると

・特別展(「もしも猫展」)は団体料金に割引
・総合展示は入場無料(フィルムシアター含む)

になります。

※10/1(日)~12/25(月)の期間 ※フィルムシアターは催事により有料の場合があります

詳しくはこちら

 

■特別展 もしも猫展

  • 会期:2023年9月23日(土・祝)~11月12日(日) 10月17日以降、一部作品の展示場面がかわります。
  • 会場:京都文化博物館4・3階展示室
  • 開室時間:10:00~18:00(金曜日~19:30) ※入場は閉室30分前まで
  • 休館日:月曜日(ただし、10月9日は開館)、10月10日(火)
  • 入場料(税込):一般1,600円 他
  • 主催:京都府、京都文化博物館、読売テレビ
  • 協力:名古屋市博物館
  • 後援:公益社団法人京都府観光連盟、公益社団法人京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都